線形代数 例
⎡⎢⎣−132110110⎤⎥⎦
ステップ 1
Ax=0の拡大行列で書きます。
⎡⎢
⎢⎣−132011001100⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2
ステップ 2.1
R1の各要素に−1を掛けて1,1の項目を1にします。
ステップ 2.1.1
R1の各要素に−1を掛けて1,1の項目を1にします。
⎡⎢
⎢⎣−−1−1⋅3−1⋅2−011001100⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.1.2
R1を簡約します。
⎡⎢
⎢⎣1−3−2011001100⎤⎥
⎥⎦
⎡⎢
⎢⎣1−3−2011001100⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.2
行演算R2=R2−R1を行い2,1の項目を0にします。
ステップ 2.2.1
行演算R2=R2−R1を行い2,1の項目を0にします。
⎡⎢
⎢⎣1−3−201−11+30+20−01100⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.2.2
R2を簡約します。
⎡⎢
⎢⎣1−3−2004201100⎤⎥
⎥⎦
⎡⎢
⎢⎣1−3−2004201100⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.3
行演算R3=R3−R1を行い3,1の項目を0にします。
ステップ 2.3.1
行演算R3=R3−R1を行い3,1の項目を0にします。
⎡⎢
⎢⎣1−3−2004201−11+30+20−0⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.3.2
R3を簡約します。
⎡⎢
⎢⎣1−3−2004200420⎤⎥
⎥⎦
⎡⎢
⎢⎣1−3−2004200420⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.4
R2の各要素に14を掛けて2,2の項目を1にします。
ステップ 2.4.1
R2の各要素に14を掛けて2,2の項目を1にします。
⎡⎢
⎢⎣1−3−20044424040420⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.4.2
R2を簡約します。
⎡⎢
⎢⎣1−3−20011200420⎤⎥
⎥⎦
⎡⎢
⎢⎣1−3−20011200420⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.5
行演算R3=R3−4R2を行い3,2の項目を0にします。
ステップ 2.5.1
行演算R3=R3−4R2を行い3,2の項目を0にします。
⎡⎢
⎢
⎢⎣1−3−20011200−4⋅04−4⋅12−4(12)0−4⋅0⎤⎥
⎥
⎥⎦
ステップ 2.5.2
R3を簡約します。
⎡⎢
⎢⎣1−3−20011200000⎤⎥
⎥⎦
⎡⎢
⎢⎣1−3−20011200000⎤⎥
⎥⎦
ステップ 2.6
行演算R1=R1+3R2を行い1,2の項目を0にします。
ステップ 2.6.1
行演算R1=R1+3R2を行い1,2の項目を0にします。
⎡⎢
⎢
⎢⎣1+3⋅0−3+3⋅1−2+3(12)0+3⋅0011200000⎤⎥
⎥
⎥⎦
ステップ 2.6.2
R1を簡約します。
⎡⎢
⎢
⎢⎣10−120011200000⎤⎥
⎥
⎥⎦
⎡⎢
⎢
⎢⎣10−120011200000⎤⎥
⎥
⎥⎦
⎡⎢
⎢
⎢⎣10−120011200000⎤⎥
⎥
⎥⎦
ステップ 3
結果の行列を利用して連立方程式の最終的な解とします。
x−12z=0
y+12z=0
0=0
ステップ 4
各行の自由変数の項の解を求めて、解のベクトルを書きます。
⎡⎢⎣xyz⎤⎥⎦=⎡⎢
⎢⎣z2−z2z⎤⎥
⎥⎦
ステップ 5
ベクトルの線形結合として解を書きます。
⎡⎢⎣xyz⎤⎥⎦=z⎡⎢
⎢⎣12−121⎤⎥
⎥⎦
ステップ 6
解の集合で書きます。
⎧⎪
⎪⎨⎪
⎪⎩z⎡⎢
⎢⎣12−121⎤⎥
⎥⎦∣∣
∣
∣∣z∈R⎫⎪
⎪⎬⎪
⎪⎭
ステップ 7
解は式の自由変数から作られるベクトルの集合です。
Nul(A)の基底:⎧⎪
⎪⎨⎪
⎪⎩⎡⎢
⎢⎣12−121⎤⎥
⎥⎦⎫⎪
⎪⎬⎪
⎪⎭
Nul(A)の次元:1