微分積分 例

コーシーの収束判定法を使用して収束しているかどうかを判定する
n=0(-2)nn
ステップ 1
無限級数anに対して、コーシーの収束判定法を用いて収束を判断するための極限L=limn|an|1nを求めます。
L=limn|an|1n
ステップ 2
anに代入します。
L=limn|(-2)nn|1n
ステップ 3
簡約します。
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ステップ 3.1
指数を絶対値の中に移動します。
L=limn|((-2)nn)1n|
ステップ 3.2
積の法則を(-2)nnに当てはめます。
L=limn|((-2)n)1nn1n|
ステップ 3.3
((-2)n)1nの指数を掛けます。
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ステップ 3.3.1
べき乗則を当てはめて、指数(am)n=amnをかけ算します。
L=limn|(-2)n1nn1n|
ステップ 3.3.2
nの共通因数を約分します。
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ステップ 3.3.2.1
共通因数を約分します。
L=limn|(-2)n1nn1n|
ステップ 3.3.2.2
式を書き換えます。
L=limn|(-2)1n1n|
L=limn|(-2)1n1n|
L=limn|(-2)1n1n|
ステップ 3.4
指数を求めます。
L=limn|-2n1n|
L=limn|-2n1n|
ステップ 4
極限を求めます。
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ステップ 4.1
極限を求めます。
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ステップ 4.1.1
極限を絶対値記号の中に移動させます。
L=|limn-2n1n|
ステップ 4.1.2
-2の項はnに対して一定なので、極限の外に移動させます。
L=|-2limn1n1n|
ステップ 4.1.3
nに近づいたら、極限で極限の商の法則を利用して極限を分割します。
L=|-2limn1limnn1n|
ステップ 4.1.4
nに近づくと定数である1の極限値を求めます。
L=|-21limnn1n|
L=|-21limnn1n|
ステップ 4.2
対数の性質を利用して極限を簡約します。
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ステップ 4.2.1
n1neln(n1n)に書き換えます。
L=|-21limneln(n1n)|
ステップ 4.2.2
1nを対数の外に移動させて、ln(n1n)を展開します。
L=|-21limne1nln(n)|
L=|-21limne1nln(n)|
ステップ 4.3
極限を求めます。
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ステップ 4.3.1
指数に極限を移動させます。
L=|-21elimn1nln(n)|
ステップ 4.3.2
1nln(n)をまとめます。
L=|-21elimnln(n)n|
L=|-21elimnln(n)n|
ステップ 4.4
ロピタルの定理を当てはめます。
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ステップ 4.4.1
分子と分母の極限値を求めます。
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ステップ 4.4.1.1
分子と分母の極限値をとります。
L=|-21elimnln(n)limnn|
ステップ 4.4.1.2
対数が無限大に近づくとき、値はになります。
L=|-21elimnn|
ステップ 4.4.1.3
首位係数が正である多項式の無限大における極限は無限大です。
L=|-21e|
L=|-21e|
ステップ 4.4.2
は不定形があるので、ロピタルの定理を当てはめます。ロピタルの定理は、関数の商の極限は微分係数の商の極限に等しいとしています。
limnln(n)n=limnddn[ln(n)]ddn[n]
ステップ 4.4.3
分子と分母の微分係数を求めます。
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ステップ 4.4.3.1
分母と分子を微分します。
L=|-21elimnddn[ln(n)]ddn[n]|
ステップ 4.4.3.2
nに関するln(n)の微分係数は1nです。
L=|-21elimn1nddn[n]|
ステップ 4.4.3.3
n=1のとき、ddn[nn]nnn-1であるというべき乗則を使って微分します。
L=|-21elimn1n1|
L=|-21elimn1n1|
ステップ 4.4.4
分子に分母の逆数を掛けます。
L=|-21elimn1n1|
ステップ 4.4.5
1n1をかけます。
L=|-21elimn1n|
L=|-21elimn1n|
ステップ 4.5
分子が実数に近づき、分母が有界でないので、分数1n0に近づきます。
L=|-21e0|
ステップ 4.6
答えを簡約します。
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ステップ 4.6.1
0にべき乗するものは1となります。
L=|-2(11)|
ステップ 4.6.2
1の共通因数を約分します。
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ステップ 4.6.2.1
共通因数を約分します。
L=|-2(11)|
ステップ 4.6.2.2
式を書き換えます。
L=|-21|
L=|-21|
ステップ 4.6.3
-21をかけます。
L=|-2|
ステップ 4.6.4
絶対値は数と0の間の距離です。-20の間の距離は2です。
L=2
L=2
L=2
ステップ 5
L<1の場合、級数は絶対的に収束します。L>1の場合、級数は発散しています。L=1の場合、判定の結論は出ません。この場合、L>1となります。
級数は[0,)に発散します。
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